育休中は「まとまった時間ができる」と思われがちだが、実際には子どもの生活リズムに左右されて、作業できる時間が日ごとに変わる。加えて、育児休業給付金を受け取っている期間は、就労に関する扱いを事前に確認しておく必要がある。
育児休業給付金との関係を先に確認する
育児休業給付金は、休業期間中の就労日数や賃金の額によって支給が調整される仕組みになっている。副業として収入を得る場合、この扱いがどうなるかは働き方や契約形態によって変わるため、始める前にハローワークまたは勤務先の担当部署に確認するのが確実だ。確認せずに進めて後から調整が入ると、金額の面で影響が出ることがある。
復職後も続けられる形を選ぶ
育休中だけ動ける形を選ぶと、復職と同時に止まってしまう。復職後は育休前より使える時間が減ることも多いため、「今の時間の多さ」を前提にしないほうがいい。一度作れば手が離れるテンプレ販売型・小型ツール型は、この点で有利になる。
細切れ時間で進められるかを基準にする
子どもの睡眠や体調で予定は崩れる。1回の作業を30分単位で区切れるかどうかが、実際に進むかどうかを決める。まとまった時間で一気に書き上げる形(長文の記事作成など)は、着手のハードル自体が上がりやすい。作業を細かく分割できるタイプを選ぶほうが現実的だ。
復職の判断材料としての価値もある
育休中に小さく副業を試すことには、収入以外の意味もある。復職後の働き方を考える材料になるからだ。今の仕事を続けるか、働き方を変えるかを判断するとき、実際に別の稼ぎ方を試した経験があるかどうかで、判断の解像度が変わる。