副業をしたいが時間がない、という状態はよくある。ただし実際に1週間の使い方を書き出してみると、絶対量が不足しているケースはそれほど多くない。足りていないのは時間そのものではなく、まとまりと、判断に使える余力のほうであることが多い。
まず1週間の実測を取る
感覚で「時間がない」と判断せず、1週間だけ何にどれだけ使ったかを記録する。多くの場合、細切れの空き時間は合計で数時間ある。問題はそれが5分から15分に分断されていて、まとまった作業に使えないことだ。原因が総量なのか分断なのかで、対処がまったく変わる。
分断が原因なら、作業のほうを分断に合わせる
15分では何もできないと感じるのは、作業単位が大きいからだ。「調べる」「書き出す」「整える」に分けておけば、15分単位でも進む。1回あたり15分で進められる形に設計できるかどうかが、細切れの時間を使えるかを決める。
総量が足りない場合は、判断の負荷から削る
本当に総量が足りない場合、削る候補として最初に挙がるのは睡眠だが、これは長続きしない。先に削るべきは判断の回数だ。何をやるか毎回考えるのをやめ、曜日ごとに作業内容を固定する。この決め方だけで、着手までの時間と心理的な負担がかなり減る。
本業の繁忙期は止まる前提で組む
どう工夫しても手が回らない時期はある。ここで止まったことを失敗と受け取ると、そのまま再開しなくなる。あらかじめ「繁忙期は止める」と決めておけば、止まっても再開できる。継続を前提にしない形を選んでおくと、この影響をさらに小さくできる。
時間の制約から形を選ぶ
使える時間の量と、それがまとまっているかどうか。この2つが決まれば、選べる副業の形はかなり絞れる。時間がない状態で選択肢を全部比較するより、制約から入ったほうが早い。