副業で失敗したあと、次に選び直すときの判断材料

副業を試して思うようにいかなかったとき、多くの人は「自分には向いていなかった」で片づけてしまう。ただし実際には、向き不向き以外の原因であることが多い。何が原因だったかを分けておかないと、次に選び直しても同じところで止まる。

型1:時間の見積もりが合わなかった

作業に想定の2倍かかった、本業の繁忙期に完全に止まった。この場合、変えるべきは副業の種類ではなく作業の単位だ。同じ内容でも、1回30分で区切れる形に組み直せば続くことがある。種類ごと変えると、せっかく身についた手順まで捨てることになる。

型2:単価が労力に見合わなかった

納品はできたが時給換算で割に合わなかった。これは値付けと対応範囲の問題で、やはり種類の問題ではない。次に同じことをするなら、着手前に「対応する範囲」と「別料金になる範囲」を書いておく。実績ができた分、2回目のほうが高く出せる。

型3:そもそも売れなかった

出したが反応がなかった場合は、需要か見せ方のどちらかだ。まず同ジャンルで実際に売れているものを10件見て、自分の出品と何が違うかを比べる。説明の書き方だけで変わることも多い。ここを確かめずに種類を変えると、次も同じ理由で売れない。

型4:作業そのものが苦痛だった

この場合だけは、種類を変えたほうがいい。時間も単価も問題なかったのに手が動かないなら、形が合っていない。人とのやり取りが負担なのか、継続的な発信が負担なのか、締切が負担なのか。負担の中身が分かれば、それを避けられる形は選べる。

失った時間は次の判断材料になる

一度試した経験には、記事を何本読んでも得られない情報が含まれている。自分がどこで止まるか、何なら続くか。これは実際にやってみないと分からない。次の選択の精度は、確実に上がっている。

やり直すときは規模を小さくする

失敗の直後は、取り返そうとして規模を大きくしがちだ。しかしここで大きく賭けると、次に止まったときのダメージも大きくなる。1件だけ、金銭的なリスクがない形で試す。この順序を守るほうが、結果的に早い。

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