副業を始めようとして「まず資格を取ろう」と考える人は多い。ただし副業の5タイプのうち、資格が実際に必要なものはほとんどない。資格取得に数ヶ月かけている間に動けたはずの時間を失うことのほうが、機会損失としては大きい。
5タイプのうち資格が必須のものはない
発信型・テンプレ販売型・代行型・教材販売型・小型ツール型のいずれも、資格を持っていることが取引の条件になることは基本的にない。評価されるのは成果物と対応の質で、購入者が確認するのは実績・レビュー・サンプルだ。資格欄が空欄であることが理由で選ばれないケースは、想像よりずっと少ない。
資格が効くのは「信頼の説明が難しいとき」だけ
例外は、成果物を見せにくい領域だ。相談・指導のように事前にサンプルを提示しづらい仕事では、資格が判断材料の代わりになることがある。逆に言えば、サンプルや過去の作例を出せる領域では、資格よりそれを見せたほうが直接的に効く。
「実務経験がない」と「資格がない」は別の問題
資格がないことを気にしている人の多くは、実際には実務経験の少なさを不安に感じている。この2つは対処法が違う。実務経験は小さい案件を1件引き受けるだけでも積み上がるが、資格は取っても実務経験には変換されない。先に埋めるべきは前者だ。
取るなら「始めた後」に必要になったものだけ
資格を否定する必要はないが、順番を逆にしたほうがいい。まず始めて、実際に「これがないと受けられない依頼がある」と分かってから取る。この順番なら、取る資格を間違えることもない。